愛知の私立高校ガイドブック
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カトリック系ミッションスクールとして 名古屋の郊外、瀬戸の丘陵地に位置する聖霊高等学校は、生徒たちの知性と感性を豊かに育むのに適している美しい自然に囲まれたカトリック系ミッションスクールです。 今からおよそ470年前に、聖フランシスコ・ザビエルが日本の人々に伝えた神の愛「ごたいせつ」のことばこそ本校の教育精神の原点であり、南山学園の一員として、適切な学校規模を維持しながら、家庭的な雰囲気の中で生徒たち一人ひとりを大切に育てています。 本校は創立当初から、生徒たちに、家庭にあっても社会においてもまわりを照らす光であってほしいという願いから、聖書のみ言葉「光の子として生活せよ」を教育モットーに掲げ、いかに生きるべきかを常に考えさせながら全人教育に励んでいます。また、宗教教育・外国語教育・情操教育を教育の三本柱として大切にし、21世紀を生きる生徒たちにグローバルなものの見方と、人々とともに平和に生きるための力を育んでいます。 一生のうちで最も多感で心身ともに大きく成長を遂げる時期を、本校の豊かな環境と温かい人間関係の中で過ごすことで、これからの人生を歩んでいくための確かな道しるべを見つけることでしょう。多彩な選択科目の配置と個に応じた進路指導 本校では、生徒個々の多様な能力や適性に応じた学習指導を行っており、数学や英語では₁年生からグレード制を採り入れています。特進クラスや文理コース制は設けず、多彩な選択科目を配置しており、文系理数系にとどまらない科目を個々の能力や適性、進路希望に応じて選択することができます。選択科目の多くは少人数で指導しており、例えば「日本語総論Ⅱ」は例年100名以上が受講しますが、20人につき₁人の教員がつき、小論文や面接指導、プレゼンテーション指導等、大学入試対策を個別に徹底して行っています。 豊かな人間性を育むと同時に、卒業後も主体的な意志をもって生き抜くことができるように支援しています。系列の南山大学への学園内推薦制度(2019年度入試では、全学部合計で61名の人数枠)を利用する生徒や県内外大学の指定校推薦制度を利用する生徒もいますが、近年はAO入試・公募推薦入試・一般入試等さまざまな入試形態を利用して国公立大学や難関私立大学を受験し、進学する生徒も増加しています。看護学部や薬学部などの医療系、管理栄養士や保育士など人のために尽くす職業や資格に直結する学部学科を選択する生徒が多く、また普通科でありながら芸術系大学へ進学する生徒が多いのも特長です。91愛知の私立高校ガイドブック 2020聖霊高等学校まわりを照らす光に。キリストの心がすべての活動の原点です。 戦後まもない1949年、これまで男性と同等の教育を受けることができなかった日本の女性たちも、これからの時代は学力をつけて、自信をもって社会に貢献できるようになってほしいという熱い思いから、聖霊会のシスターたちは本校を設立し、女子教育に自らの生涯を捧げました。 キリスト教精神に基づいた女子校としての姿は、現在も変わることなく続いています。「朝の祈り」では今日一日、自分の義務をよく果たすことができるようにと、「終業の祈り」では一日を無事に終えたことを感謝し、良い明日を迎えることができるようにと祈ります。全校が静寂に包まれる中、生徒たちは自分の内面を見つめ、見えないものに思いを馳せます。特色教育活動36Topics

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